オートファジー

前回、オートファジーという言葉に触れましたが、この言葉に出会ったのが、術後に読み漁った書籍からでした。

英語では、Autophagy

日本語では、「細胞内のタンパク質を分解する仕組みの1つ」

要は自食作用で、自分自身を食べる(分解していく)という意味です。もっと平たく言うと、(脂肪を)燃焼する、という事です。

これは、ギリシャ語からもわかります(auto: 自分自身、phagy:食べること)

初めてこの言葉を知った時は、団塊ジュニア世代である僕は松下電器(現 Panasonic)の洗濯機など、90年代当時に流行った電化製品に使われる言葉が浮かびました。

ただ、同じ「ファジー」でも、こちらは fuzzy(ぼんやりしていたり、曖昧な感じ、輪郭がハッキリしていない)

なので、すぐに意味が結び付かなかった事を思い出します(カタカナ表記は日本人の英語力を落としているのでは? と時々思う時がありますが、またこの話は後日)

さて、話戻って、オートファジー。

この機能、50年代初頭から各国で研究はされておりましたが、日本人である大隅良典(東京工業大学栄誉教授)という方が、そのメカニズムを解明・実証して、2016年にノーベル医学賞を受賞されました。

それだからという訳ではないのですが、日本人は「オートファジー」と言う効能をDNAレベルで深く知っているのでは? と勝手に思う次第です。

日本の江戸時代末期の食生活が記された書物の中には、その当時の人々の食生活は2食とされており、そういえば、時代劇を見ても、肥満な人はいないと、先日、時代劇のテレビを何気なく見ていて思いました。

では、何故、2食が良いかと言いますと、オートファジーを働かせるためには(活性化させる為には)16時間以上の食物摂取をしない事だからです(※ 一説には19時間とも言われておりますが、ハードルが高くなるので、16時間で話を進めます。)

すなわち、16時間空腹時を設けると、飢餓状態になったと体のメカニズムが反応し、それから生存機能のスイッチが働く(オートファジーが作動する)仕組みになっています。そうなると、現代の生活でこの生活リズムを取り入れようとすると、例えば、22時就寝する人の場合だと、遅くとも20時までに夕食を摂り終えておくのが理想です。

食事終了:20時(※ 食後、2時間ほど空ける)
就寝:22時


次の日の昼食:12時

このようなリズムで回していく感じです。
そうすると、次の日の昼食までに16時間の空腹時を設けられます。

しかし、そうは言っても朝食習慣があった人に関しては、これは結構キツイのも事実(僕の場合は、命が掛かっていたので、そうも言ってられませんでしたが。)

なので、ここで「バターコーヒー」の登場です。

以前も説明しましたが、SHIFTPOiNT®︎ Clean Coffee にグラスフェッドバターとMCTオイル(C8)を撹拌(かくはん)した「バーターコーヒー」を朝食代わりにすると、空腹を感じず、さらにこの効用で脂肪燃焼を大きく促進します。

僕はこの方法で、1日約100〜300gの体重(脂肪)を削ぎ落としていきました(※ Dave Aspery 氏は500gを推奨していますが、僕は無理をせずに上記の値で推移させていきました。このあたりは、人それぞれです。)

これを歯を磨くように、毎日の習慣にすれば、個人差はあれど、体のメカニズムに沿った行動なので、本当に運動もせずに体重が落ちていきます。

一度、騙されたと思ってやってみる人が増える事を祈っております。そして、日本人の脂肪を削ぎ落とすお手伝いを出来ればと思いますので、もし、何か不明な点がありましたら、support@shiftpoint.jp へお問い合わせください。

みなさまの健康を祈っております。

 

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