「カビなしバターコーヒー」について(2)

前回、カビなしバターコーヒーを作る際、下記の3つを使うとお伝えしました。
・カビなしコーヒー(先斗chop®︎ or 寺町gate®︎)
・MCTオイル (C8)
・グラスフェッドバター

では続いて、
● MCTオイル(C8)について

僕の中で、「オイル」と聞くと体にとってあまり良く無いイメージがありましたが、良質なオイルがあるとわかりまして、それがMCT(Medium-Chain Triglycerides(中鎖脂肪酸))です。MCTオイルの特徴としては、大きく3つありまして、消化・吸収が速く、その為すぐにエネルギー源に変換でき、食欲を抑制する(脂肪を燃やしやすくする)機能があります。さらに、MCTオイルには(中鎖脂肪酸には)C8(カプリル酸)、C10(カプリン酸)、そしてC12(ラウリン酸)の3種類があり、C8は上記の機能が1番高く、体質をケトン体にシフトさせる力が強いオイルです。

当たり前の話ですが、人間の身体はエネルギーで動きます。そのエネルギーの元になるには、ブドウ糖→グリコーゲンへの分解で発生します。これらは、主に、お米やパン、麺類など、所謂、「炭水化物(糖質)」です。そしてこの炭水化物で作られたエネルギー回路は「糖質回路」を作り、人間の身体を維持します。全部、そのエネルギーを使い切ればいいのですが、どうしても年齢を重ねるにつれて、代謝が落ちてきます。そこで、余ったそのエネルギー(グリコーゲン)は中性脂肪として蓄積されます。それが一定以上蓄積されると、「肥満体」になり、何かと身体(特に血液)にとって悪い数値が出てきます。

一方、MCTオイルを摂取すると、回路が「ケトン体」にシフトします。なぜなら、MCTオイルは、エネルギーを発生させる際、中性脂肪と結びつくからです(イコール、脂肪を燃やしながらエネルギー源を発生させるメカニズムです。)これが、体質をケトン体にする、という事になります。(続く

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