カビなしコーヒーとは?

〜 SHIFTPOiNT のマイコトキシン・フリーという設計思想 〜

 

◆ カビなしコーヒーとは?

「カビなしコーヒー」とは、SHIFTPOiNTが独自に掲げる、マイコトキシン・フリー設計思想です。マイコトキシンというカビ由来のリスクを避け、安心・安全な一杯をお届けすることを目的にしています。

単に「美味しいコーヒー」を目指すだけではなく、10年後もご愛飲できる「健康的に飲み続けられるクリーンなコーヒー」を追求しています。


◆ なぜマイコトキシン対策が必要か

コーヒー豆は熱帯地域で栽培され、輸送や保管の過程で湿度や温度の影響を受けやすく、カビが発生するリスクがあります。カビ由来の毒素「マイコトキシン」は、国際的にもリスク管理の対象とされており、食品業界全体で注目されています。

SHIFTPOiNTは、このリスクを少しでも減らすために「体内に入れない設計」を徹底し、生豆の段階から管理を行っています。


◆ SHIFTPOiNTの具体的な取り組み

  1. 生豆の段階での徹底チェック
    生豆クリーンテクノロジー®︎(Clean Coffee Technology, Wet Purification Process)をベースにして、目視と機器を組み合わせ、不良豆・カビ豆を排除。数粒でも品質を損なうため、一切妥協しません。
  2. マイコトキシン検査
    日本国内の第三者検査機関にてマイコトキシン検査を実施。クリーンな状態を確認しています。
  3. 5S基準の焙煎環境
    整理・整頓・清掃・清潔・しつけを徹底。焙煎所全体をクリーンに保つ体制を維持しています。
  4. 高バリア包装
    外気や湿度から守るアルミ蒸着袋を採用。酸素・光・湿気を遮断し、焙煎後の鮮度を長く保ちます。

◆ 誰のための「カビなし」か

健康意識の高い方、集中力を求めるビジネスパーソン、安心してコーヒーを楽しみたい方──。

SHIFTPOiNTの「カビなしコーヒー」は、嗜好品を超えて「日常を支える商品」として選ばれています。

さらに、SHIFTPOiNTのコーヒーは“京都”という土地の歴史や文化を背景に、東から西へ進むほど焙煎度が深くなる商品構成を持っています。つまり、祇園mind(浅煎り)先斗chop(中煎り)寺町gate(深煎り) という流れです。これは「東から入る穢(けがれ)を腸に入れない」というSHIFTPOiNT独自の思想に基づいています。

🏮 祇園mind(浅煎り)
舞妓さんが歩く洛外と洛内の境界エリア「祇園」。ある晩、宮川町で食事を終えた川野の目の前を、提灯を手にした舞妓さんがスーッと通り過ぎ、その残像が暗闇に消えていきました。その光景が強く心に残り、「ここをスタートにしよう(=浅煎り)」という発想から誕生したのが祇園mindです。

 

🌙 先斗chop(中煎り)
「東から来る霊気をチョップして断つ」という意味を込めた命名。京都らしい遊び心と精神性を表現し、中煎りとして構成しました。

 

⛩️ 寺町gate(深煎り)
かつて洛内に入る“ゲート”だった寺町通。その象徴性を踏まえ、シリーズの最後を締めくくる深煎りとして「寺町gate」と名付けました。


◆ あなたの健康習慣に伴走します

「カビなしコーヒー」は一時的な流行ではなく、SHIFTPOiNTが創業以来大切にしてきた思想です。見えない部分での地道な積み重ねが、毎日の安心と美味しさを支えています。

これからも、正直でクリーンなものづくりを通して、「ちゃんとしたものが、ちゃんと評価される」流れを作っていきます。