前回は、コーヒーの旅として、西日本を中心に、有名な伏流水がある地域や焙煎所を周り、コーヒーに対しての知見を自分なりに深めていった事について書きました。業界の事を知れば知るほど、当たり前ですが色々な事情がある事がわかりました。
例えば、コーヒーベルト地帯と言われる、北緯25度/南緯25度の間に位置する地域で栽培が出来るコーヒーノキから収穫できるコーヒーチェリーと言われる果実、これがコーヒーの生豆になるのですが、栽培→収穫→加工→輸出→焙煎→消費者 というフローで皆様の前にあの香ばしい形になって、コーヒーとして出てくるのですが、各々のプロセスでは色々な事があり、それらを経らなければいけません。
そのプロセス、例えば、栽培/収穫/加工の基礎部分を担当している現地の人たちの対価、輸出の際の保存方法/出荷状態、そして消費国に輸入されてから焙煎に至るまでのプロセス、様々です。
それらのプロセスをつぶさに調べて、色々な所感があるのですが、一言で言うと「ちょっと、生豆、汚くない?」という事を思うようになりました。
これは、色々な考え方や事情があるので、1+1=2のような、100%の正解はありません。ただ、自分(達)が何か感じる事があるなら、それに沿って動けばよいだけの話で、SHIFTPOiNT も昔からの風習や文化にとらわれずに、自分(達)は一体何がしたいのか、どうしたいのか、どうありたいのか、を自問自答しながら2年の月日をかけて、自分(達)のブランド(想い)を作ろうとなりました。
そして、所感を軸にして、生豆を綺麗にするプロセス過程を確立しようとして、生豆クリーンテクノロジー™︎ という技術を開発しました。手間がかかるので、生産数は少ないですが、生豆を綺麗にするいくつかの過程でいつも軸にしている事が、「この生豆から作ったコーヒーを自分と自分の大切な人たちに飲ませられるか?」という事です。
二律背反では無いのですが、売上を考えた場合、いかに安価/効率良く商品を作る事を考えればよく、それとバーターで手間のかかる工数は出来るだけカットする、というスタイルになります、逆の場合も然りです。
この間(はざま)でいつも悩みながら取り組んでいますが、SHIFTPOiNT では先ほどの軸を絶対にブラさずに、かつ、企業的な側面で可能な限りより良い製品を生み出し、生産性を高めて、価格をリーズナブルにする、という事に真摯に取り組んでおります。
そんな想いで作った SHIFTPOiNT®︎ Clean Coffee を朝食に置き換えた、というのが自分に取っての最適解になりました。術後から4年半を経過しようとしてますが、僕の体重はずーっとフラットで64〜66kgをキープしてます。キープと言うよりかは、元に戻った、という方が良いかもしれません。
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