佐々木朗希投手にとっての「2年」という時間 - SHIFTPOiNT|公式ストア

佐々木朗希投手にとっての「2年」という時間

先週、佐々木郎希投手が、ドジャース入団会見を行いました。

その会見はニュースで見ていたのですが、彼はあの若さでありながら、すごく時間の有限性を感じていると、しっかりとした口調からは思いました。

多くの意見として、彼に対しての(日本国内での)評価をまとめると3つに集約されると思います。

・まともにシーズン投げ切れていない貧弱な体なのでメジャーでは通用しない

・日本(ロッテ)で活躍して、皆から送り出されるまで成長しろ

・もう2年待てば(メジャー契約での)ポスティングで大金がもらえる

言わんとする事はわかるのですが、これは彼の人生。上手く行こうがそうでなくても、彼自身が悩み抜いて決めた事なので、どうなるかは彼の実力・努力、そして運で決まります。

反対に、確実に分かる事は、この件だけに限らず、誰かが何かアクションを起こすと、必ず外野があーだこーだ言い続ける人がいますが(時には誹謗中傷を投げかける)、その言っている人の人生は(良い方に)1ミリも変わらないことだけは確かです。

23歳でありながら、東日本大震災で家族を亡くし、18歳でロッテに入団してすぐに肘を壊し1年間出れなかった経験から、同年代に比べると人生での時間の有限性を100倍近く感じていたから、今回の運びになったと思います。

今回の彼のインタビューをはじめ、彼の身体から発せられる言葉に耳を傾けていると、やはり人は「死」に近づいた分だけ、時間の有限性を強く感じるのだと、自分の経験を重ねながら聞いていました。

僕もあのときセカンドオピニオンを病院に聞きにいかなかったら、どこかで倒れて、このようにブログを書く事すらできていなかったのでは、と思う1日でした。

佐々木投手、色々と言われる事があると思いますが、海を隔てた日本から応援しておりますので、その160kmの豪速球で、強靭なメジャーリーガーから三振をバンバン取ってください。絶対に、現地に観に行きます ⚾️

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